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長野県出身の画家越ちひろ

BIOGRAPHY

2004年トーキョーワンダーウォール受賞。その後、東京都庁での個展を機に数々の展覧会を開催。2008年に活動拠点を地元長野に移す。2010年より新たに手がけた壁画が話題となり、国内外の店舗やレジャー施設などに多数の作品を残す。2013年ながの未来力大賞under40部門賞受賞。2015年長野駅ビルに壁画完成。2016年にサントミューゼ・上田市立美術館にて個展「越ちひろ展ワンダーワンダー」を開催。7000人を超える来場者数となり、多くのメディアでも注目された。音楽に合わせ、絵具と全身でパフォーマンスを繰り広げるライプペイントが、新しいアートのスタイルとして人気を博している。

  • 別所温泉はパワーをくれる癒しの拠点

    実は別所温泉が大好きで、 ずっと前からSNSで勝手に宣伝していたほどです。 だからアンバサダーに任命していただいたものの、ここで感じたことや人とのふれあい、食べたり飲んだりしたことは、今まで通り自然体で発信していくのが一番いいのかなと思っています。別所温泉が大好きな一人の人間として。そこに自分にしか気がつけない色や景色など、そんなことも含めつつ、より多くの方に魅力がお伝えできればいいですね。

  • 観音さまのご縁に感謝

    実は昨年、善光寺の御開帳で大勧進の御朱印のデザインを担当させていただきました。今思えば、観音様が導いてくださったのかなと感謝しています。別所温泉の居酒屋「桂」や「正宗」ではいつも家族のように迎えてくれて、ここで皆さんに会うと気持ちが前向きになれるし場所も大好きで。いつもこの2軒をはしごするのですが、どんなに酔っ払っていても観音さまへはちゃんとご挨拶してから宿へ帰るようにしています(笑)。

  • 「別所温泉芸術祭―ZERO―」 ではライブペイントを披露

    昨年行われた別所温泉芸術祭。ライブペイントは、真っ白なキャンパスから一つの作品が完成する工程を目の前で体験できるところに面白さがあると思っています。絵の具をどうのせていくかは決めていなくて、音楽やその時々で変わっていきます。まさに秒刻みの戦いです。だから私が作品を目にするのは、描き終えて観客の皆さんにご挨拶して、振り返った時が初めてなんです。「おぉ、こうなったか」と自分でも驚く瞬間ですね。

  • 古民家カフェ「Smooth & Living」の壁画

    いい絵を描くことで少しでも恩返しになればという思いと、大好きな別所温泉に作品が残せるという嬉しさがありました。きっといつまでも大切にしてくださる、そんな安心感と向き合いながら制作したことを覚えています。テーマは「月と光」。古上がりに描かれた二つの壁画は対照的な作品なので、どの席で観るかによって違った印象で楽しんでいただけたら嬉しいです。この空間が訪れた人たちの癒しや安らぎになれば本望です。

越ちひろさんのお気に入りスポット

  • 別所神社
    別所神社

    「別所温泉芸術祭-ZERO-」でライブ ペイントを行ったことから、今も越さんの心にあたたかく残る場所だという。高台に位置し、麓に広がる塩田平の景観が一望できる。

  • 焼匠正宗
    焼匠正宗

    焼き鳥居酒屋。マスターの市川さんは、越さんのSNSで好きな食べ物をチェックして新メニューを作るほど、越さんの大ファン。

  • 居酒屋桂
    居酒屋桂

    地元の人がフランクに集う人気の居酒屋。店主のあつしさんとそのご家族が、あたかく迎えてくれ、もはや実家のような居心地のよさだとか。焼き鳥やきのこおろしが越さんの定番メニュー。

越ちひろ
PROFILE

越ちひろ。1980年長野県千曲市生まれ。2006年東京造形大学美術学科卒業。近代アーティストとして県内はもとより国内外からの評価も高く、老若男女から幅広く指示されている。

@ Bessho-onsen ryokan kumiai